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ゼロエネルギーの家

住まう人と環境にやさしい

  • 自然の力を生かして暮らすゼロエネルギー住宅。散水用の雨水タンクや電気自動車(EV)用の充電設備も備えた
  • ぬくもりに満ちたリビングは床・天井に無垢パイン材を使用。肌ざわりがよく、裸足が気持ちいい。奥のひと際明るい空間はサンルーム
  • リビング・ダイニングと和室は一続きの空間。食品庫を備えたキッチンは家族で立っても十分なスペースを確保
  • 一年を通じてサンルームからの陽射しがたっぷり降りそそぐ。エアコン1台で夏も冬も快適に過ごせる造り
  • 大きな窓のサンルームは冬でもポッカポカ。ここで温められた空気が家全体を包み込む
  • 2階ホールは開放感のある勾配天井。夏は、最上部に設けた窓から家の熱を外に逃がす設計
  • 採光性、通風性に優れたパッシブデザイン。個室には勾配天井を利用したロフトもある
  • 太陽光発電の発電量やエネルギー消費量、収支をモニタでチェック。楽しみながら省エネが続けられる
  • 太陽光パネル

福島県いわき市・Hさん宅
家族構成/6人家族

木材会社から出発した創業60有余年の確かな技術とノウハウを生かし、快適でエコな木の家をつくり続けるエコ・ビレッジ。今回手がけたのは、国土交通省の省CO2先導プロジェクトに選ばれた「ゼロエネルギー住宅」です。

まず同社が考えたのは、冷暖房、給湯、換気、照明で使う1次エネルギー消費量を減らすこと。そこで、壁内にサーモウール、壁外にポリスチレンフォームを施工し、ダブル断熱方式で躯体の高断熱化を図りました。そして自然の恵みを取り込むパッシブデザイン。夏季の日射遮蔽と冬季の日射取得を考えた深い軒の出、採光だけでなく、暖かい空気が上昇する性質を利用した温度差換気も行う高窓、風向きを考慮した開口部や欄間を2方向に配して通風を確保するなど、四季を通じて心地よく暮らせる工夫をあちこちに施しました。

設備機器は、冷暖房と給湯が空気熱ヒートポンプ方式、照明がLEDライトなので、より一層の省エネが可能。太陽光発電システムとHEMSを採用し、家庭内でのエネルギー供給・使用状況をまるごと目に見えるようにもしています。すでに同じいわき市内でゼロエネルギー住宅に住んでいる共働き夫妻の家庭では、2013年4月の売電電力量が使用電力量を上回り、売電料金は2万5000円だったとか。建物の高断熱化とパッシブデザインが家庭で使うエネルギーをスリム化し、太陽光発電システムによる創エネルギーでCO2を削減する。理想的なゼロエネルギー住宅に今後も注目です。

■建築データ
■設計・施工/(株)エコ・ビレッジ
構造規模/木造(軸組工法)・2階建て
延床面積/149.05m²(約44坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/防火サイディング(大壁工法+ジョリパット塗)、建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:LIXIL アルミ複合サッシ(サーモスH)
<主な内部仕上げ> 床/パイン無垢材、壁/珪藻土(シルタッチ)・和紙・クロス、天井/パイン無垢材・クロス・珪藻土(シルタッチ)
<断熱仕様> 床下/押出法ポリスチレンフォーム100mm、壁/サーモウール110mm+押出法ポリスチレンフォーム40mm、天井/サーモウール150mm+押出法ポリスチレンフォーム50mm
<設備仕様> 暖房・冷房/高性能エアコン、給湯/エコキュート、換気/第3種換気、太陽光発電システム/3.45kW搭載、HEMS、電気自動車(EV)充電設備

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