住宅保証機構基準を上まわる、高耐震、高耐久
さらに防湿性の高い耐圧ベタ基礎が標準です。
エコ・ビレッジの基礎は耐圧ベタ基礎を標準としています。
この基礎形状は床下全面をコンクリートで覆うことにより色々な形で基礎に伝わる力を地盤に伝えることが出来ます。
犬走りやウッドデッキの土間部分まで基礎本体と鉄筋でつなぎ、同時に施工します。こうしておくことによって基礎のクラック(割れ)を大幅に軽減できます。
しかも基礎巾は15㎝とし、十分な鉄筋のかぶり厚を確保し耐久性をあげています。
同時に基礎には防湿フィルムを施工し地中からの湿気をシャットアウトします。
※地盤の悪い場合は、さらに地盤改良工事や杭基礎を用いることになります。
エコ・ビレッジは、見た目に違いが分かるほど
しっかりとした構造の家をつくっています。
建物に加わる力は大きく分けて2つあります。
1つは縦方向でいわゆる重力のことです。建物自体の重さや人や家具、屋根に積もる雪などこれらを鉛直加重といいます。もう1つは横方向の力で、ほとんどの地震や台風などの強い風の力を水平加重と言います。
鉛直加重を支えるのが、木造住宅で言いますと軸組みということになります。
この中で柱については、国産材の4寸(12㎝)角を標準仕様とし、ふんだんに使用しております。
水平加重に対しては、構造用高耐力ボードと筋交いを併用しそれぞれの長所を生かした耐震壁となっており、建物をしっかり支えます。
面で支える構造用高耐力ボードは、特に透湿性能の高いボードを選び、羊毛断熱材が吸収した壁体内の湿気をスムーズに排出します。
完成後では分からない構造現場をいつでもご案内致します。
またお近くに建築中の現場がございましたら、是非ご覧ください。
2000年に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で、初めてその大切さが認知されるようになったのが、水平耐力の床倍率です。床の強さが壁の強さと同じように大切だということが分かってきたのです。
床組みがしっかりしていれば、確実に力を耐震壁に伝えることが出来、家全体で地震に耐えることが出来ます。
逆に床の耐力が弱いと床に加えられた水平力が耐震壁に届く前に、耐力不足が生じてしまい、床面が損傷し建物にダメージを与えてしまうことになります。
梁や桁で精密に組んだ立体格子が、水平耐力を増し、さらに厚さ24㎜の構造床パネルでしっかりと固定した一体の構造としました。
(性能表示制度/構造の安定 床倍率3倍 最高耐震等級3対応)
耐震にさらに制震の技術を取り入れることによって、
地震による建物へのダメージを大幅に軽減します。
地震の力に対抗するには、きちんと構造設計することが大切です。
一方、筋交いに入った粘弾性のダンパーなどで地震エネルギーを吸収し、変形を許容しながら建物を壊さない考え方も生まれました。これを制震といいます。
コンクリートや鉄で出来た硬い建物に向く免震に比べ、建物が柔軟に地震に対応する木造住宅には制震が理にかなっています。
制震システム工法を利用すると、地震時の建物の揺れ幅を、最大で89%軽減するという実験結果が出ています。
エコ・ビレッジでは、木造住宅用制震装置「Mamory(マモリー)」を標準仕様としております。
※店舗・事務所・倉庫などはご希望によります。
「Mamory」は、特殊なゴムの力で地震の揺れを吸収・低減させる制震装置です。地震時の振動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換する高減衰ゴム性能を利用して、地震の揺れを吸収・放熱し、さらに繰り返し発生する地震にも効果を発揮します。
オーナー様宅見学会