ながく大切に住む家をつくるためには、
家の強度を高めることはもちろんですが、
お建てになる土地の地盤強度がしっかりしていることが大切です。
土地の地盤強度を調べることが家づくりのスタートです。
エコ・ビレッジでは、スウェーデン式サウンディングによる地盤調査を全件実施致しております。
スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)とは、地盤調査方法の一つで試験機を回転させながら5メートル位の深さまで土地に貫入させ地盤の硬軟や土層の構成を測定する方法です。
試験機に伝わる音や貫入抵抗から土質の判別を行うことが出来ます。
同時に自沈層の有無や地耐力が判断できます。
ここで得たデータにより、必要基礎強度の確認が行われます。当然軟弱地盤と判断された場合は地盤改良工事を行うことになります。
工事が始まりますと、段階に合わせて幾重にも検査を行います。その始まりが基礎検査です。
基礎は建物と地盤をつなぐ非常に重要な役割を担っています。
ところが、もっとも大切で基本的な基礎が意外とおろそかに扱われています。
きちんとした施工とそれを確認するチェツクは欠かせません。施工に際しては、コンクリートの厚さ、鉄筋の配置、コンクリートの強度など、実に多くの検査を行っています。
施工検査ばかりでなく、受け入れ検査も同時に行っております。コンクリートは水とセメント、それに砂利などの骨材で構成されています。良いコンクリートは良い材料と良い調合が欠かせません。納入時にコンクリートの呼び強度確認をします。
そして鉄筋の強度成績確認のためミルシートの提出を義務づけております。もちろん検査結果については、お客様に提出させていただいております。
木構造体に関する検査です。各段階ごとの確実なチェックの実施が、安心できる家づくりには欠かせません。
建て方が終わり、木構造の躯体が出来上がりましたら、検査を行います。
柱や梁桁などが、図面の通りの寸法できちんと納まっているかどうか、金物によってそれらがきちんと緊結されているかどうか。
筋交いの位置が的確かどうか、剛性床がしっかり施工されているかどうか、使用されている釘の長さや種類そして打ち付けるピッチは間違いないか、ボルトやホールダウン金物の緩みはないか等々、実に多くの検査を行います。
大工さんや担当の現場監督により行う日々の現場検査は当然ですが、定期的な検査を行うことにより、信頼されるしっかりとした施工・検査を行っております。
壁の中の状態を見ることができるサーモカメラ(赤外線カメラ)による検査が、これからの断熱検査のスタンダードです。
エコ・ビレッジでは高級な自然素材の羊毛断熱材サーモーウールを壁体内に採用しております。
この断熱材は性能が優れているばかりでなく、施工性が良くきちんとその断熱性能を引き出すことができます。ちなみに、グラスウールなどでは施工が悪いとその性能の60%程度しか発揮できないと言われております。
実際に自由設計で住宅をつくりますと施工のばらつきが特に断熱工事等では多く起こります。きちんと断熱材が入っていなかったり、入っていても乱雑だったりします。壁や天井の中で隠れてしまう部材ですので中々発見が困難です。
エコ・ビレッジでは、省エネを考えるとこの断熱工事が特に大切と考えております。きちんとした仕事をすることは当然として、それを証明するためにサーモカメラによる断熱検査を行いお客様にご納得いただいております。
オーナー様宅見学会